参考可動域と関連する筋肉一覧
前屈(屈曲) 60度
縮む筋
胸鎖乳突筋、広頚筋、前頚筋(前頭長筋・頭長筋・頚長筋)、斜角筋
後屈(伸展) 50度
縮む筋
脊柱起立筋群(腸肋筋・最長筋・棘筋)、多裂筋、半棘筋、棘間筋、項筋
側屈 50度(C7~L5を繋いだラインで見る)
縮む筋
側屈がわの、胸鎖乳突筋、半棘筋、斜角筋、板状筋、項筋、(僧帽筋、肩甲挙筋)
回旋 40度(肩甲骨の動きを排除する事)
縮む筋
左回旋時:右の胸鎖乳突筋、右の斜角筋、右の半棘筋、右の多裂筋、右の回旋筋、左の板状筋、左の項筋
深層の筋も多くデリケートな頚はほぐせる筋が限られるため、ストレッチや抵抗運動(MET)がとても有効です。回旋にかかわる筋の組み合わせが少し複雑なので尚更ですね。
(頚の動きには関与しないとされている筋もいくつか独自に表記しています。『停止が起始に近づく』という解剖学の教えは腑に落ちません。)
(頚の動きには関与しないとされている筋もいくつか独自に表記しています。『停止が起始に近づく』という解剖学の教えは腑に落ちません。)